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「3月の読書まとめ感想・とあるフローズンマジョルカと雪国からの挑戦状」 


というあれで、
今月も1ヶ月に読んだ趣味本の感想まとめを
書いて行きたいと思います。
まずは、3月中に読んだ小説等のリストを
3月頭から読んだ順不同に。

掟上今日子の挑戦状     西尾維新
新機動戦記ガンダムW FT(フローズン・ティアドロップ)6        隅沢克之
とある魔術の禁書目録・7  鎌池和馬
とある魔術の禁書目録・8
雪国            川端康成
マツリカ・マジョルカ    相沢沙呼


少し多めの6冊です。
FTと雪国がページ数少な目だったお蔭ですかね。

では、行ってみましょうヽ(´∀`)9 ビシ!! イェイ!!



描き下ろしではない感がひしひしと……。






忘却探偵シリーズ第3弾。
今回は2作目の『推薦文』のような
一冊で長編一本の内容というまとまったお話ではありません。
2014~2015中のメフィストに掲載された短編を集めて
一冊にまとめられた巻となっているようです。

それでサブタイの『ではない感』ですが、
この忘却探偵シリーズの刊行に合わせて、
既出の作品を『持ってきた』というのが
この3巻の事情としてあるような、そんな気がします。

どうもこの各話の一人称などが、作品として書き慣れていないのか、
定まっていない印象を受けたんですね(特に一章)。
忘却探偵……今日子さんという主題がありつつも、
書き方にばらつきがある点で、
西尾先生はまだこの当時作品を模索していたのではないか、
それとも忙しくてよくよく推敲できないままのモノを、
掲載して出版にまで至ったか。
3つの短編が集まることでそんな印象を抱きました。

前2作は依頼人が一人に定まっていて、
その分まだまとまりがあったのですが……、
その差もあるんでしょうか。

で、読み終わった方は疑問に感じたと思うのですが、
この巻は、表題の『挑戦状』の意味が具体的に
作中で出てきていません。暗示もそれらしいのがないのですね。

となると、この巻は、なぜ『挑戦状』と銘打たれたのか?
と思いますよね。

これをじゅーしーの意見を簡単に記すと、
1『従来のミステリーに対する、
最速探偵というミステリー小説そのモノの力の提示』
としての挑戦状。

2『今回の、挑戦状に値する文言が作中に浮上しなかったことで、
一体なにが挑戦状だったのか?と読者に考えさせることを狙った』
それ自体が挑戦状。

などと思えました。
実際はどんなモノでしょうね。色々考えるのも楽しいです。


中々手にする機会が出来ないのは、何故なんだァ――ッ!!






唐突ですが、
自分、ガンダムWのフリークなんですよ。
腐女子向けとかアイドルガンダムとか言われていても、
ストーリーとして高潔で、不屈で、意志に溢れた戦う姿に、
10代の頃に撃ち抜かれたものです。

しかし、どうも2010年前後頃からのこの
小説続編『フローズン・ティアドロップ』や
アニメのコミカライズ『敗者たちの栄光』
はなかっっっなか本が手元に集まりません。
ホント、なんでかな。
気合い入れて集めたいです。
もう一応、一旦FTの連載が最終回になったそうですから。

この作品に関しては、コールドスリープから目覚めたヒイロと、
かつてのガンダムパイロットたちと、その次の世代の、
火星での新たな平和のための闘いが描かれるている訳ですね。
まあ、順を追って集めて読んで行きたいです。

今巻はMCファイルで火星の現在の戦闘の続きでしたね。
ドクトルTとW教授、それにキャスリンなどのアダルト組も
イイ味出しているんですよね。

次巻はまたACファイルでカテリナとサンク王国の話でしょうね。
楽しみにしつつ、早めに読みたいです。


おばあちゃんシスター(若い)救出劇でございます。






とある7巻は、
天然か、おばあちゃんかと色々突っ込みどころ満載の
ゲストヒロイン、オルソラ・アクィナス絡みの話ですね。

ちなみに、このアクィナスというのは、
トマス・アクィナス――中世ヨーロッパ、イタリアの神学者、哲学者。
からとられているのかと思われます。同じイタリア宗教者なんですね。

今回気になったのは、
イギリス清教、ローマ正教、天草式十字凄教と、
加えて上条さんという(あと地味に学園都市と)
複数の勢力の人間が思惑も含めて絡み合っていながら、
割と難解ということもなく、
自然にストーリーが進行していたことです。
上条さんが本当に敵対することになる相手まで、
自然に話が移ろいていって、
当初は協力していたと思っていたあの人たちと
最後はオルソラを巡って大衝突する訳ですから、
この巻は本当にうまく出来ていたと感じます。

あと、うまく出来ていたといえば、
このとあるシリーズではあまり見受けていなかった、
伏線と回収がうまく入れられていました。
(例えば、上条さんが財布を忘れていたのが活きたときには、
おおっ!と思わされました)
これに関しては、
とある全体ではあるのでしょうが、しかし、
1作中で小ネタとしてのそれをほとんどこれまで見なかったので、
今巻はまた巧くなったな、と感じましたね。

比喩の多発も少し抑えられていて、良い塩梅でしたし。



お姉様のためならば流血どんとこいですわ!






とある8巻。
これ、主人公が違うですわよ。
黒子がメインですわよ、お姉様。

シスターズ虐殺の実験の再開につながりそうな、
ツリーダイアグラムの再生の動き。
その危機に、美琴が再び影で密かに闘っています。

が、その様子はメインではなく、
その事情を知らずに、しかし苦しむお姉様を想って
自分に出来ることをしようと懸命になる、
そんな主人公ばりのキャラ、白井黒子のお話です。

そんな訳で、今回一番事件の矢面に立ち、
奔走し、傷つくのは黒子。
女の子だてらに体中に刺し傷を作り、
血まみれの包帯まみれになり、
それでもお姉様のためにと戦うのですよね。

その様は、上条さん並に熱いです。
そして、今回病院送りになるのは、彼女だったりするわけで、
上条さん、インデックスに役立たず呼ばわりされます。

さり気に学園都市の能力開発の指向、目的の一端にも触れて、
また、一方さんも活躍したりします。
というか、おま、幼女とお風呂ってw

人によっては今巻を『外伝的』という言い方もありますが、
ちゃんとこれまでのキャラたちの、次への行動の『繋ぎ』となる
要素や言動もあり、ちゃんととあるシリーズの一篇だったと
じゅーしーは思いますがね。
まあ、それが黒子寄りだったことで、
外伝的と言いたくなる気持ちも分かりますが。
次巻は上条さんの運動会のようで。彼の活躍に期待しましょう。



トンネルを抜けるとそこは……という古典文学。






まあ、なぜいきなりそんな本を手に取ったかというと、
以前読んだ小説の技法書で、例文として序盤が引用されていて、
この『引き算をした洗練の文章』という体で評価される小説を、
一度読んでみたいと、去年の夏頃から思っていたんですね。

で、ようやく読んでみました(相変わらずアクションが遅い人)

内容は、
無為徒食の島村が、温泉町で芸者と恋するというのが、
まあ大体かなと思います。

その恋がどういう経緯を辿り、どういう結末になるかは、
この作品を読んでみて確かめてください。

個人的には、奥さんいるんだから、
芸者と爛れて帰ってこないとか、嘗めとるのか!
ってカンジですがw
だから、この結末も、妥当といえば妥当。

自分が作品を読んでいて感じたのは、
時代的な描写が参考になるなあ、ということ。
その時代のことを書こうと思ったら、
その時代に書かれた作品や、
その時代について書かれた作品を読むべきだ、
という、ある種当たり前な学びを得ました。

あと、随所でアダルティックです。
情事とかが秘めやかに描写されているのは、
これが『文学的に言ってください』というものか!
と感じたりしました。

あとは、映像化されてもいるそうなので、
(なにせ昔の超有名作です)
それも機会があれば視てみたいなと思います。


マツリカさん、さいこー!!






マツリカ・マジョルカは、
はっきり言って、本屋で一目見てのジャケ買いです。

表紙イラストの艶っぽい黒髪ロングのお姉さんに
メロズキューンです(///A///)ボフン!

しかし、読んでみて丹精な文章だと感じました。

そして、色々と黒髪ロングの女子高生(?)のマツリカさん
が(彼女を視る目線が)エロい!

もう、日常、青春ミステリー小説なのですが、
マツリカさんのミステリアス&艶がありすぎる様に、
彼女の謎を知ることのほうが気になって、
ミステリーよりも俄然そっちが気になって、
結局マツリカさんとはどういう人なの?
を知ることを優先して読み進めていました。

このジャケ画を視て、
マツリカさんってどんな娘?うひょー!
となったアナタ、さあレッツごー本屋。
本当におススメ作です。

しかし、さりげに『マツリカ~』と『とある8』の
両方で、リップクリームネタがありましたね~。

マツリカさん、くれるとしても
猫の口にひいたモノとかを偽って渡してきそうです。
魔女ですから。



以上です。
さて、今月は辻村深月の作品とか読みたいですね。

それにしても、本ばっかり読んでいて、
冬アニメをまともに視ていなかったです。
かろうじて『暦物語』を視た程度……(; ・`д・´)…ゴクリ

でも、読書楽しいですよ~。
ではでは。



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テーマ: 読書感想文

ジャンル: 小説・文学

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