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「かをりへの気持ちをもう一歩自覚しろ、公生。『四月は君の嘘』16話視聴感想」 


前回のショッキングなかをりちゃんの様子。
正直、
それから脱するような展開を期待する気持ちがある作品です。

しかしアバンは、ガラコン前夜のかをりが入院する切っ掛けになった
様子が描かれていますね。

前回かをり自身がお見舞いに来た公生たちに語っていたように、
頭部からの流血が……。

しかしそれよりも、肢に力が入らない症状の表れや、
かをりのその症状を見越していたように、
彼女のうちには手すりが設けられているんですよね。

これはかをりの病気は、
今に始まった事ではないということを物語っているようです。

ともあれ入院中のかをりとは対照的に、
女子中学生といちゃこらしている公生(語弊がある)

容赦の無い指導をする公生と対する藍里凪は、
一瞬公生の手に対して、
攻撃性を含んだ視線で見つめているんですよね。

四月は58

「手がすべっちゃった」
と言ってピアノの蓋で公正の手を挟んで、
傷つけようと目論むような、そんな危険な発想がよぎっている瞳。

自身もピアニストなら分かるであろう、
その行為の業の深さを知ってか知らずか。

ここに凪の公生に対する本性があるようですね。

凪ちゃん……一体何者なんだ……。

その凪は、譜面の指示通りに弾くこととこそが、
演奏家にとって必要というスタンスを持っているようで。

これはかつての公生に似ているんですよね。

今回のサブタイトルは「似たもの同士」。

この新キャラの凪は、
かつての公生をなぞる部分が多く見られる役柄で、
かをりとの出逢いと交流で変わってきた公生と
彼女が触れ合う事で、
また凪にも影響がでていくことなんでしょう。

かをりのお蔭で変わったモノを、
かをりから受け取ったモノを、
今度は公生が……変わった当人がまた与えていく。

これは、かをりが公生の中に息づいているという
メタファーそのものですね。

ステキな創作表現です。

新川先生、出来るな……!


ところでこの遣り取りの時から出てくる
凪の「陳腐ですね」
が良い味出ていますよね。

というか、これラストまで凪の決めセリフでもあるという。

あと、凪の髪留めがたぬきなのが、
彼女の人を化かしているっぷりを表現しているように感じます。

四月は59

小道具も良い味だしていますね~。

と、シーンが変わって学校帰りの公生が
待ち伏せしていたかをりちゃんと遭遇しますね。

相変わらず渡を待っているんですが、
代役に公生を引っ張ってお買い物三昧の開始です。

このシーンの
「君に贖罪のチャンスをあげよう」とか、
迷子の子供を助ける、
とかいうのは、
まだ読んでいないのですが、
おそらく「いちご同盟」
の作中でも同様のシーンがあったりするのかな、
と感じますね。

夜の学校に忍び込むのも、
その引用にあたると思います。

本作には
「スヌーピー」
「いちご同盟」
「オペラ座の怪人」
などの有名作を絡めての描写がありますが、
これは作者の趣味でしょうかね。
まあ、それだけではなく、作中進行に応じた
適切な作品のチョイスでガジェットととしているのだと
考えるのが創作的ですね。

公生がかをりとのひと時を過ごすので、
凪のレッスンをしない紘子さん宅で、
凪は紘子さんと少し本音を晒した会話をしますね。

「公生に危害を加えたら、私がぶっ殺してやる」
という紘子さんがステキです。
愛されている公生。

紘子さんのその愛は、
公生がもうこれ以上哀しみに苛まれることを
望まないという気持ちを語りますね。

公生には幸せなピアニストになって欲しい。
と。

四月は60

その時、かをりと楽しげな時間を過ごす公生は、
この時間を幸せと感じているのでしょうか。

その自覚が、最近の椿のように彼にも芽生えているのか?

ともあれ。

かをりが制服で現れたことで、もう退院して、
公生は自分の心配や不安が杞憂であったのかと
少し胸を撫でおろす思いだったようです。

「嘘か!嘘ついたんか!?」
「鞄は学校にありましぇえん」

このセリフの言い方が面白かったですね~(和み

君嘘は辛い状況を描いていくことをしているけれど、
しっかりと笑わせて和ませてもくれるので、救いがありますね。

こういうの、創作的に大事ですよねφ(..)メモメモ

かをりとの自転車二人乗りでの帰り道。

公生もかをり同様に、二人の時間の永遠をほのかに願うあたり、
彼にとっての宮園かをりの位置づけは、
徐々に“憧れ”から動いてきているようですね。

けれど、恋心を自覚したときに、
彼女が健康でいられるのか、
というのが大きな懸念事項ではあります。

四月は61

流星群の夜空のもと、涙をながすかをりの心境は、
一体どういうモノだったのか。
彼女がもし、自らの命の短さとかを感じてのモノだったならば、
公生でなくとも、
一体どういうことを言ってあげればよかったのか……。

ところで凪の鞄についているマスコットが、
狸とスケルトンというのが、
今回のラストで明かされる彼女に近しい者との
対比のように感じます。

狸が凪で、スケルトンがロックなピアニストの『ヒーロー』という。

案外、大好きな『ヒーロー』に貰ったとかかもしれませんね(微笑

というか、ご覧になった方には言うまでもないでしょうが、
藍里さんは相座さんなんですね~、これが。

今回の「似たもの同士」で、
前述以外にも公生と凪ちゃんには共通項があり、
それが立場的に届かぬ想いだったりするのですが、

公生には早いとこかをりへの想いに自覚を持ってほしいものです。

といっていたら、またもやラストで不穏な空気が……。

「いちご同盟」のセリフをなぞるかをり。

「わたしと心中しない?」

彼女が自分の病状を医師から告げられた、
その内容の酷薄さが窺えます。

果たして公生は、かをりのこの言葉に対して
何を思い、どう応えるのか?

それで次回ですから、気になりますね。

今回は少し前の、
椿が自分の想いに気づいたのを起点にするかのように、
公生や凪、また紘子さんの誰かを想う心情が
ピックアップされていたように受け取れます。

当然かをりの心情もなのですが、
君嘘の作品では人物の内に誰かが強い印象を残して、
その人の中で生きている、
というのが瑞々しく描かれていて、
本作の、主人公のこころがカラフルに色付いた、
というセンセーションなテーマに隠れていた
本当の狙いがじわじわと表に出張ってきたようにも感じますね。

このニュアンスが、果たして作品の終幕に至って何を見せるのか。

これからもアニメ君嘘を見届けたいですね^^

ではでは、
この回の週はいまいち調子が良くなくて、
感想記事がだいぶ遅くなったじゅーしーでした。

次回の感想はもう少し早くあげれたらいいな~。
などと。


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テーマ: 四月は君の嘘

ジャンル: アニメ・コミック

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