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「四月の趣味読書感想まとめ~つい、だから僕は…って気にしすぎて混物でレジリエンスをクラマーに鍛えてもらうガンダム~」 



令和元年、おめでとうございます。
元号が変わり、新しい時代が始まりましたね。
とーしろさんも気分を新たに引き締めて、
もそもそっと書きモノ、読み物の活動をしていきたいと思います。

では、今月も前月の趣味読書感想まとめ、参りましょう!

四月に読んだ趣味本。

 つい、「気にしすぎ」 てしまう人へ 水島広子
 だから僕は… ガンダムへの道 富野由悠季
 レジリエンスの鍛え方 久世浩司
 混物語 西尾維新
 さよなら私のクラマー 7巻 新川直司

では、行ってみましょう~♪


つい、「気にしすぎ」 てしまう人へ 水島広子



 誰でもあるような、
他人の言動にイライラ、
比較して落ち込んでしまう、
先のことを考えて不安になる……
等の心のモヤモヤの対処法を紹介した本。

 ポジティブに考えることが推奨されていた時代もあったが、
著者は気にしすぎないで楽になる考え方のテクニックを紹介している。
 例えば他者の言動は、
ショック、衝撃を受けているということで、
この現実をまず認識し、
今に意識を持つことで自然とその衝撃は和らいでいく、
というテクニック。

 他にも様々あるがこれらは、
今に集中するマインドフルネスの考え方、
相手の言動を彼らの心の課題として受け流す
寛恕のアドラー心理学の考え方、
自身の怒りの理由とその付き合い方の
アンガーマネジメントの考え方からきていると思われ、
それらが平易な表現で誰にでも理解できるテクニックとして書かれている。

 気にしすぎないように出来る方法が専門的な解説ではなく、
読みやすく紹介されているので、気楽に読める。
 様々なケースについての対処法が書かれているので、
自分に合ったモノを試してみるのにも良いと思います。



だから僕は… ガンダムへの道 富野由悠季




 機動戦士ガンダム放送40周年に合わせて再読。
 ガンダム製作と映画公開頃までの自伝、履歴であり、
ガンダム単体の製作にまつわる秘話の本ではない。

 富野さんの様々なアニメとの携わり方、経験によって、
社会人として地元を捨てて15年以上の苦闘の末に
ガンダムという出世作を生み出した、
その過程と、経験した様々な事柄が記されている。

 最初は映画製作指向であり、アニメは成り行きで参加し、
低俗なモノという考え方だった富野さん。
 しかし、地元小田原に対してのコンプレックスから、
二度と帰らず一本立ちをするために、
喰っていく為に製作進行や、
割りの良い稼ぎになるコンテを手掛けていった。
 それが女絡みで手塚プロから転職し、出戻りをして再出発。
 次第、様々なアニメーターと作品に触れ、
アニメの面白さも感じていき、
監督作品を任されるようにもなる。
しかしそれもすぐにヒット作を生み出せた訳ではなく、
思考錯誤の数本を経験することになる。

 手塚先生の原作である 『トリトン』 において、
アニメ作品の定番から逸れた、
深いバックボーンの構築という方法論を経て、
それがやがてガンダムへと繋がっていたことも語られている。
 ガンダムのようなリアル路線は、
その後アニメ作品のスタンダードとなったと思われる意味でも、
富野さんの行った作品の構築の挑戦は、
そのものアニメを変えたと言える。

 本著序盤は、ガンダム劇場版の公開イベントにおいて、
『アニメ新世紀宣言』 
がされた事柄についても述べられているが、
今にして考えるとまさしくな出来事であったと言える。

 少年期と故郷へのコンプレックスから自立を強く心に抱き、
手塚先生の作品を汚していると自覚をしても、
女絡みで仕事をして葛藤しようとも、出戻りで土下座しようとも、
ただ自分の力で喰っていくために、
自分にもそれだけの力がるという意地ともいえる気持ちで、
我武者羅に仕事と格闘した姿があり、
アニメに対しての考え方の変化とその変遷、
アニメ制作者としての成長の過程も描かれる。
 その様々な経験と格闘が、富野さんの地力となり、
やがてガンダムを生み出したことが窺える。

 あとがきで、何故ここまで仕事を過剰にし続けてこられたのか? 
という自身の疑問について、
モノ作りとは歩くことと、
その里程標を築くことに近いということが語られる。

 里程標……自分が辿った道程の証であるとも言える。

 同時に、コンプレックスまみれの子供だった自分が、
その人生で何が出来たのか? を刻みこみ、
証明していく行為であると言える。
 ここに、躊躇いや意地、不勉強で
悔いをのこすようなことは、誰だってしたくない。
 だから富野さんは……この言葉にあるように、
命ある限り悔いのないように自分に出来ることを
していこうとしており、
飽くことなく仕事を続けているのか、と思わされた。
 そんな富野さんだから、
今後も自分たちに何らかの歩んだ証を見せてくれるだろうと予感させた。

 ガンダム40周年。
 御代今年で78歳。
 神と呼ばれた男の、一人立ちの苦闘が結んだ伝説。
 まだまだ新しい創造を続けて行く気配は、
老いて益々健在である。
この戦う姿に、若きも中年も続け! である。


レジリエンスの鍛え方 久世浩司



 超一流企業で様々なビジネスマンと接してきて、
自身の経験も踏まえ、学歴以上に精神的なしなやかさ、
柔軟性、回復の速さが重要であることを悟った著者が、
様々な心理学者などとの交流と学びを経て打ち出す 
『レジリエンス』 の概要とその実践訓練の解説本。

 人が精神的なダメージを受ける失敗に関しての考え方から始まり、
ネガティブ感情から脱する習慣的な4つの手法、
自らを追い込む思い込みの変え方や、
成功に向かって行動する様々な自己効力感の作り方、
強味の見つけ方、心の支えとなる存在を持つことの大切さ、
感謝の効力、痛みを負った経験の活かし方など、
7つのレジリエンスの鍛え方を紹介。

 強味の見つけ方は、米大学の心理学博士たちが構築した、
質問に答えることで24の強味が分かるサイト 
『VIA―IS』 などを紹介し、
実際に学術的に自分の強味を知る手法が紹介されています。
自分も行いましたが、成程というサイトです。
自分の強みを知ることは何かの際に支えになると思えるので、
皆さんも興味があれば一読し、試してみると良いかもです。


混物語 西尾維新




 劇場版 『傷物語』 三部作の来場者特典として描き下ろされた、
西尾作品と物語シリーズのクロスオーバー作品集。
 女性陣で占められていると思いきや、
追加で描き下ろして二篇、男性キャラの短編もあります。
 新規で三篇描き下ろしアリ。
 全体的に、暦物語に似た謎解き形式の短編で、
異世界 (他作品) の住人達にまつわる謎を解決して、
穏便に彼女たちを助けて帰すスタイルで、
メタ的にそういうセリフもあるのが物語シリーズらしい面白さ。

 個人的に潤さんは相変わらずだし、
黒猫さんは圧巻の長台詞で伊織ちゃんが見られたのが嬉しいし、
否定姫が意外に面白かった。
 あと、自分はこれまで真心は男の子だと思っていたが……
女子だったのかよ! (笑) 
平成の最後に今頃ですが意外な事実が判明しました。良かった。


コミックス編

さよなら私のクラマー 7巻 新川直司




 才能ある女子フットボーラーが次々出てきて
弱小チームが奮戦している本作だが、今巻は準決勝。
しかし、その前段階の大会では敗れ、
ではこれで優勝するとどうなるのか? 
今何に向かって試合をしているのか? 
がどうも不透明な描かれ方で、
(自分がサッカーにうとく、
大会事情などの背景に無知なせいもあるのですが) 
しばらく気が離れていた作品。

 だが、本巻は読んでみると
天才肌の恩田に勝るとも劣らない才能の
ツインテールのぶりっ子選手によって試合の様相が変わり、
そこからが面白かった。
レジェンド能見コーチが実はポンコツで、
ボンクラ監督と思われていた深津が本性を出してきた。
そして、刈り取る者としてのポテンシャルを秘めていた
初心者さっちゃんの活躍。
 ラストではのんちゃんさっちゃんの親友コンビで
ツインテの悪魔に挑み、
続きが気になる盛りあがりを見せた。

 しかし、どうも凄い選手や味のあるキャラ、
背負ったモノのあるキャラなど次々出てくるが、
誰にフォーカスして応援するかはっきりしない作品でもある。
この作品はそうして、テーマとして何を描きたいのか、
自分のこの状態がどう収束、展開させられるのかを
改めて見守りたいと思った。
もとより新川先生大好きですし。


以上です。
さて、続きを読みたいタイトルがちょっと増えてきましたので、
それも読んでいくことを意識したいですね。
新約とあるとか、ジョジョSBRの続きとかとか。

ただ、ここからしばらくは書きモノの予定も結構あるので、
様子を見ながら、かつ楽しみながら読書をしていきたいですね。

焦らず行きまっしょい~(´∀`*)ウフフ







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テーマ: 読んだ本。

ジャンル: 本・雑誌

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