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「7月の趣味読書感想まとめ~スティールバイキノ・トリガーの楽園へのランの旅~」 


夏です。暑いです。
誰ですか、今年は冷夏とか言っていたのは。
台風もきて蒸し暑い~。
ですが、今年はエアコンがあるので読書はまだ
マシに行える環境だったりします。
そんな近況を少し日記的に書きながら、
先月、
7月の趣味で読んだ本の
感想まとめを行きましょう。

7月に読んだ本

 カエルの楽園 百田尚樹
 スタンド・バイ・ミー スティーブン・キング
 キノの旅 18 時雨沢恵一

 ワールドトリガー 20巻 葦原大介
 スティール・ボール・ラン 16巻 荒木飛呂彦


コミックスを交えて、では感想です。


カエルの楽園 百田尚樹



 カエルに例えた日本と関連国の風刺小説。
 作中の 『三戒』 という
非暴力、非戦争、非武装の思想は、
我が国の平和主義憲法であることは
みなさんも理解することと思うが、
これへの改正に関して考えさせられる内容。

 ただ風刺小説によくあるように、
不安を煽って特定の方向の方がいいのでは? 
と思わせる内容であるのも確かで、
実際はどなるかはやってみないと、
やらないでいないと分からない。
不安だから何かをする、は正しいようで、
しかしそれは不安を煽る側の手の上で踊ることに
なっていることも分かるべき。
(まあ、公的な立場は何かしないと
何かあった時に国民に叩かれるからなあ、
仕方ないともいえる……
しかし、何かしても叩かれるというのは
トンデモなジレンマでもある。愚民の身勝手さというか)

 改正によっていずれ他国と交戦し、
その前線に出されて家族を失うなどの害を被る人も
いるかもだし、
武力を持たないと起こり得る可能性への不安も分かる。
結局、どうなるかは二択か、
はたまた第三の道の模索か、なのだと思う。
 それを各々が考えて、
この場合選挙などに臨む切っ掛けになれば、
という本でもあると思う。
安易にこれは改憲推進の本、と取らない冷静さは大切。

 しかし詰まるところ、
自国内での発展に留めればいいところを
他国を侵害しだす国が問題なのであって、
彼らはいい加減、愛国心、国家の尊厳という体の
その実、自分たちの (それは誰もが) 
劣等感、弱さを認められない自尊感情で
他国を攻撃するのはやめなされ、お坊ちゃん、
と思う次第である。


スタンド・バイ・ミー スティーブン・キング



 スタンド・バイ・ミー、
マンハッタン奇譚クラブの2本収録。
 80年代に映画化された名作の原作小説。
この2か月ほどで映画を十数年ぶりに視聴したので再読。
 映画とはところどころシーンの描写が違うし、
ラストのゴードン以外の大人になった頃の描写も違う。
クライマックスの対決のシーンは
原作の方が鬼気迫る舞台描写で魅せるので、
気になる方は読んでみると良い。

 また、ジョジョの奇妙な冒険の荒木先生が
密かに重用している本のようで、
一冊を通して 『ペンドルトン』 『呼吸法』 
『石造り』 『カブトムシ』 『気概 (ガッツ)』 
などなど、ジョジョを知っている方なら 
「おおっ⁉」 となるワードがひょこひょこ出てきます。
舞台のキャッスルロック→『城』『錠』→『ジョジョ』 
と読める⁉ など面白い解釈も出来ます。

 ただ、この本は英語版が八二年、映画が八六年、
和訳の本著が八七年の三月発売、
でジョジョは八七年の一月から連載開始……
時期が奇妙です。
先生は原文を読んでいたのでしょうか? 
などとも考えられて面白かったです。


キノの旅 18 時雨沢恵一



 刊行ペースが年一になって久しいですが、
自分も年一冊くらいで追いかけています。
 今巻は季節が移ろうなかでのキノとエルメス、
シズの一団、師匠ペア、そして
ちょこっとフォトの出番もありました。
というか、現在組が直接顔を合せずにクロッシングしてます。
こういうの好き。

 主食の国の主食は……さすがにちょっとヘヴィですね。
 遺産の国。これ、実は何かの伏線では? 
と感じたのですが、はてさて。
エルメスが朝起きれない以前に、
モトラドが話す理由とかそのへんの真相に関わるような……。
 しかし本巻の最大の見どころは、
ハイスペックバイクに乗る
巨乳のデンジャラスビューティ旅人キノでしょうね。
っていうかあとがき。


ワールドトリガー 20巻 葦原大介



 SQ移籍後の連載分を掲載した最新刊。
ランク戦7戦目は影浦隊、鈴鳴、東隊との四巴。
照明を使った環境戦術を破り、
遊真とのコンビでのヒュースの活躍が描かれる。

 ヒュースの有能さ、そして性格がランク戦を通しても理解でき、
今巻はヒュースとそして東さんの実力者が目立った印象もある。
 しかし、ヒュースの実力を目の当たりにしても
自分と比較して落ち込むのではなく、
性格にフォーカスしたのみで
劣等感に苛まれることはコンマ数秒もなく
自分は自分のやるべきことを常に見据え行動する
修の通常営業。
噂による問題が発生した際も即座に対応に動くという、
相変わらずの非才にして非凡さをみせる。
これこそ我らがヒーロー三雲修である。

 また、千佳が超大破壊力の爆撃が可能になっても、
戦争は一人で行うのではない。
その強大な駒が何かで墜ちれば、
他の兵がその戦場での目標を達成するまで戦闘を引き継ぐ。
つまり、修のようなサポート戦術も活きる局面があるからこそ、
各人は鍛錬を怠らないのだと、
ワールドトリガーのこれまでの物語の積み重ねは
理解させてくれるし、
きくっちーではないですが、
修も非才で非力な個人でも活きる場面のために、
たゆまず力を磨く必要をわかっているのだと思わされる。

 次巻はいよいよB級ランク戦最終戦。
遠征の是非が決まる闘いが描かれる。
試合の内容や結果はともかく、
この戦いで各人がまた何を学ぶのかも期待して、
次を楽しみに待たせていただきます。
 葦原先生、どうか健康面にも気をつけて、連載がんばってください。
 多くの人は、
先生がワールドトリガーをラストまで書き続けられるために、
健康が第一で無理してがんばらずとも、
という意見のようですが、
自分は 「がんばって」 と言います。
 すべての人ががんばらなくても、
と言うのは気分的にさがると思うのです。
ちゃんと、がんばって、と言う人も必要で、
どちらかが正しいのではなく、両方ともあって良いのだと考えます。
 どちらもワールドトリガーと葦原先生を愛し、
応援するからこそでる言葉です。


スティール・ボール・ラン 16巻 荒木飛呂彦



 大統領に遺体を全取りされてのち、
ディエゴの持つ一部を起点に巻き返しを図るジャイロとジョニィ。
まだレースは続き、遺体に関しても闘志を燃やす。
 今巻はルーシーと大統領の
大人のスリルとサスペンス味ある遣り取りが中心で、
ホットパンツの能力で容姿が変わっているルーシーは
大統領夫人として遺体を奪おうとする。
しかし、結果は神秘的な方向へ。
このあとのルーシーと、
そもそも宿ったあの方はどう扱われるのか、と興味をそそる。
 全体の巻数的に序破急の破が済んだところ。
レースも残すステージは僅か。
終盤戦ですが、
しかしここからがまた盛りあがり混迷し、激闘がありそう。
取り敢えず、ジャイロのアホ顔ギャグは荒木先生……! と笑えた。



以上です。
うーん、続きモノに手が伸びるのが鈍くなっていますね。
SBRとかいい加減読破するように持っていこうと思います。
あと、7月は自分の原稿の作業が忙しかったのもありますので、
それが一息つけたら読書も盛り返したいですね。
うし、暑いですが気合い入れ直しまっしょい!(∩´∀`)∩ワーイ

みなさまも、まだしばらくは暑いと思われますので、
お体労わって読書を楽しみましょう~♪





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テーマ: 最近読んだ本

ジャンル: 本・雑誌

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