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「8月の趣味読書感想まとめ~ひまわりのような武蔵の鉄球走~」 



8月も過ぎ、
今年は残暑をあまり強く感じない過ごし易い9月ですね。

そんな訳で少し早く読書の秋的に
今月は割ともりもり読んでいるとーしろさんです。

そんな今月も、前月の趣味読書の感想まとめを行きましょう。

8月に読んだ本


 宮本武蔵 (五) 吉川栄治
 ひまわりさん 10巻 菅野マナミ
 スティール・ボール・ラン 17巻 荒木飛呂彦 


となります。
うーん、活字の本は同時並行で読みかけが何冊かある月で、
読了は少な目でしたね。

では、感想を参りましょう。
こちらは、読書メーターにアップしたモノの
長文ver.になります。


宮本武蔵 (五) 吉川栄治




 吉岡との死闘を生き延び、
負った傷を癒すため寺院に身を寄せる武蔵。
だがその心境は生き抜き勝つためとはいえ
敵方の総大将である幼子を斬ったことへの慙愧の念に駆られていた。
周囲も武蔵を責めることで、
修行をやめお通の恋心にこたえ生きようかと
やや弱気な部分もみせる。
修行と自分なりの道を進むことに苦悩はつきものである。
武蔵もまた弱さを内包する一人の人。
 天下の吉岡拳法を破った大業を成した武蔵だが、
その前に立ち現われる富士の山を目にして、
自然と大宇宙を前にした己の小ささ、人の小ささを知り、
それでもより良く自分に出来る限りの立派な人間たろうと
決意を新たに剣の道を再出発するシーンは、
武道者として、そして人間としての利己的な立身を超えた
ある域への到達と、
そしてここからの始まりであるということや、
猛る野人だった武蔵の成長と成熟が窺える。

 その吉岡打破への綾をつける小次郎との再会により、
二人の雌雄を決する因縁の導火線にも点火がされ、
そうしてお通と再会し、
城太郎を加え江戸に向かう武蔵。
物語は武蔵とお通、又八、お杉婆、
そして朱実に佐々木小次郎もそれぞれの目的と想いを胸に
江戸へと歩みを向ける。
後半戦への始まりの巻であったといえる。



ひまわりさん 10巻 菅野マナミ




 月刊アライブ連載中の菅野マナミ先生による、
ゆるい百合コミック、10巻目です。

 高校生の風祭まつりの学校の真ん前にたつ古い書店 『ひまわり書房』。
その書店の店長はひまわりさんの愛称で親しまれる、
眼鏡で黒髪ロング、クールでドライな読書好きなお姉さん。
 まつりちゃんはひまわりさんが大好きで、
ひまわりの花言葉が示す通り憧れの彼女に会いに
毎日書店に通います。
本作は、そんなまつりちゃんとひまわりさんを通した、
本と書店にまつわる温かなストーリー。
 百合の要素もありますが、あまり気にならないレベルです。

 10巻はまつりの高校三年の秋。
受験に向けて勉強に励むまつりと、
そのせいで少し会える回数が減って寂しいひまわりさんの一面など、
移ろっていく皆の様子が描かれます。
ひまわりさんも初期の頃から劇中の三年の間にだいぶ変わりました。
その変化と、そうなった理由も愛おしい作品です。
 個人的に思うのが、まつりの本気悲しみ&怒りの無表情や、
漫画好きなまつりの友達、みなみちゃんの百花繚乱の描写、
夕さんの回想のはにかみなど、
先生の漫画的表現力がこの3~4巻くらいで
めきめき上がってきているのがこの巻でも感じられることです。

本当、新鮮で魅力的な絵と心安らぐ作品です。
隠れた名作。
年1冊くらいのペースですが次巻も楽しみ。



スティール・ボール・ラン 17巻 荒木飛呂彦




 ディエゴを追うジャイロ、ジョニィは彼を補足。
しかし、そのフィラデルフィアには同じく
ディエゴの右眼球を奪うことで遺体全取りを完了させようとする
大統領とその配下も集結しており、ジョニィは撃たれる。
 だが、この撃った相手が判然としない。
この謎が大統領のスタンド能力と思われる。
 本巻はその謎の片鱗を打たれたジョニィを中心に、
目撃証言を聴くジャイロ、
撃ったと認識しているディエゴとウェカピポの混乱を通して描かれる。
この時点ではその謎は、
入れ換えのトリックに近いという印象を受けるが、
大統領との闘いのまだ触りの部分と思える。

 現状、ジョニィ、スティール氏とルーシーの安否、
ディエゴとの決着は、大統領の能力、遺体とは、その結末は、
そしてジャイロの目的はどうなるのか、
大陸横断レースの勝者は、
と一筋縄ではいかない構成となっている。
次巻も楽しみ。



以上です。
今月は割とまったりしていた感もありますね。
涼しくなってくるので、
1年の後半のこりを気合い入れ直して色々やっていきましょう。
そのお供に、楽しく趣味読書もしていきたいですね。
みなさまも、
台風や温度変化などありますので、
体調に気をつけて読書ライフを送りましょう。
では、また~^^




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ジャンル: 本・雑誌

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