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「ライバルピアニストいよいよ登場!!『四月は君の嘘』第6話感想」 


前回の気分的に名状しがたい雰囲気を、
そのノリのあおりで感想記事を書かなかったとーしろさん。

しかし、第5話はあのエピソードとして、
未だにピアノを弾くことに躊躇いを抱いている公生を、
かをりの体を張った行動(川へダイブ!)が揺り動かしたのは、
視ていてこちらも心躍るモノがありました。

第6話はかをりと一緒に川に飛び込んだ公生が、
自宅に彼女を連れてきて、ひとまず濡れた躰や髪と衣服を
乾かしたりするのですが、

この時の有馬宅でのかをりの行動も、
あいかわらずのジェットコースターぶりを発揮していましたね。
(中でも公生のTシャツを着て「以外と大きいんだ」というのは
萌えポイントであります!)

公生が母とピアノのレッスンをしていた部屋を見つけるかをり。
(原作での「オーラが出てる!女のカン」がカットされていて、
部屋を見つけた必然性がないですが、まあたまたまと解釈しましょう)

その部屋はピアノが荷物と本と、埃が山積していて、
かをりは勢いよくそれを薙ぎ払い、
タオルで埃を拭っていきます。

四月は14

「ごめんね」「ごめんね」
と泪ながらにピアノに、楽器に対して謝るかをり。

この行為は、彼女がいかに音楽というモノに対しての
深い思い入れを抱いているかを感じさせ、
同時に公生に彼自身がいかにピアノを愛しく想いながらも、
避けてきていたかを痛切に感じさせたことでしょう。

かをりはだから、この後日に公生が積もらせた埃を払った
ことを、自分は正しかったのか?と言及する訳です。

人のわだかまりを払うのって、踏み込み方が難しいですね。
けれど、捕われた過去から動けない公生には、
きっとかをりのような嵐のようなパーソンが、
きっと良い意味をもって彼のこころを揺り動かすことでしょう。

その傍らで、かをりが公生の部屋に来て、
公生の服を着て、濡れた髪をしているのを目の当たりにした
椿はというと、
ブチ切れてお隣さんへ椅子を投げつけたり、
部活のソフトボールで獅子奮迅の動きを見せたりと、
荒れております。

アバンで幼少期の公生と、椿の様子が描かれています。
遊んでいて怪我をした公生を、お姉さん役の椿がおんぶして
家路についている帰り道。

今回のエピソードは、本来はこの公生と椿の
過去からと現在の関係性を結ぶのが主題であると思われます。

お話はかをりの提案でピアノのコンクールに出ることになった
公生が、コンクールに向けてかをりとともに練習する風景と、
椿が後三日に迫った地区総体の様子で展開していく訳で。

練習中の公生は、自分の弾くピアノの音が聴こえないので、
ラジカセに録音して自分の演奏をプレイバックしているのですが、

これがクラシック素人のとーしろさんの耳にも下手くそに聞こえる演奏で。

これはコンクールにでるのを止めた方がいいのでは、
と弱気になる公生に、かをりは様々な言葉で勇気づけます。

四月は15

「海図にない航路をいくには勇気がいるのだ!」
「誰の言葉?」
「スヌーピー♪わおんっ」

公生自身が尻込みして、自ら模索することが出来ないでいる
練習法を、かをりは先んじて口にして、公生を導いていっていますね。
本当にカラフルな娘であります。

こういう娘と一緒にいたら、ごちゃごちゃ拘る自分をかなぐり捨てて、
前に進む力を得られそうで、
かをりちゃんはあげまんですね、きっと。うむうむ。

音楽室で二人、練習中に居眠りするかをりちゃん。

そっと上着を被せてあげる公生は、思わず

「天使みたいだ……」(大人しくしてれば)

四月は16

と洩らして、もう青春ですね!
ついでだから唇のひとつもちゃっかり奪ってしまえ!
などと邪な考えを抱いて視聴してしまいますw

かをりと椿の帰り道。

「ピアノは弾いて欲しい。でも、苦しんで欲しくない」

中途半端だった公生を誰よりも案じていた椿は、
変わろうとしている過程の公生を見て、
そんな風に思うのでした。
けれど椿の言葉に、かをりは決然と返します。

「今、有馬君はその苦しみを音にしようとしている。
痛みも苦しみも、足掻いた自分さえもさらけ出して、
音に自分が宿る。
そうやって、私達は生きた音を奏でる。
有馬くんはその最中」

この音楽家としてのニュアンスに、
しかし話を聞いていた椿は、
「私達」
というセンテンスに心が引っ掛かりを覚えるんですよね。

椿のなかで、かをりと公生がどんどん近しいモノ同士になっていって、
自分は公生から遠くなっている、
そんな疎外感とも、寂しさともいえるモノを彼女は感じ始めている
訳なのです。

そんあ折、以前から椿に交際を申し込んでいた
先輩からの電話の最中に、
椿は自然に口をついて出た
「私達」
という言葉に、
自分は公生を含む「私達」に「自分」いないことを理解し、
先輩の交際の申し出に応じるのでした。

自棄になった、という程ではないにしても、
こころが辛さを感じた時に、かつての憧れの先輩と繋がれることは、
今の椿にはやんわりと受け入れたことだったのかもしれません。

何だかんだで、椿は乙女している娘なんですよね。

椿の言葉を受けたかをりは、踵を返し学校へ。
公生がまだ音楽室で練習しているもとへと足を運ぶ。

そこで、椿に言われたことを率直に公に確認するかをり。

「恨んでいる?」
「無理矢理にピアノを弾かせて」
「君がピアノを捨てたくて、けれど見ないふりするほど愛しくて」
「でも私はそれを気付かないふり」

無理矢理に再びピアノに向き直らせ、
埃の積もったピアノを拭いたことを、
公生がどう思っているのか。

彼は苦しんでいるのは確かで。
かをりは夜空に泪をながして謝りの言葉を繰り返す。
「ごめんね」「ごめんね」

対して公生は、笑って返す。

「その埃をとり払ってくれたのは君だよ」
「苦しそうか。苦しいのは当たり前なんだけどな。
僕は海図のない航路をいくんでしょ」

と。

「挑戦するのも生み出すのも苦しいよ。
でも、充実している」

「だから、ありがとう」

「僕の体に積もっていた埃を払ってくれて、ありがとう」

「僕と出逢ってくれて、ありがとう」

公生の、かをりへの感謝が気持ち良いです。
二人の出逢いが祝福されているかのようで。
このシーンがとても幸せに感じられて、好きですね。

公生とかをり、この二人の困難も泪も、微笑みも、
いつか素晴らしい音楽に結びつくという事だけでなく、
彼ら自身の幸福を望まずにはいられないですね。

椿の地区総体。
ソフトボールの試合。
拮抗する試合において、決勝点を決める椿の打席。

観客に公生のスガタを見つけて、表情がほころぶ椿でしたが、
その隣にかをりがいることが、彼女の心を揺らし、
長打を放った末に行き過ぎた結果、
試合は敗退という結果に。

この時の椿は、試合に身を置きながらも、
公生の眼が自分に向けられていないことへの
不安と焦燥で散々に乱れていたのが切ないです。

このエピソードは、とにかく椿の心情が揺れ動くさまも目立ちますね。

けれど、この椿の傷心にも、答えが出される。

友人の柏木との帰り道。

公正が椿を待っていた。

足を痛めていたことで、試合が奮わなかったのを公生は見抜いていて、
椿をおんぶして帰り道を歩いて行く。

これがアバンとのシンクロで、
椿は公生の言葉に、自分と公生の間にあるつながりを確かに感じます。

「音楽がなによ」
「言葉がなによ」
「私達には一緒に居た長い長い時間があって、
ちっぽけで、大切な思い出が沢山ある」

四月は17

公生の背中で泣く椿は、
地区総体でのことを漏らして泪しながらも、
公生の背中の温もりと息遣いを感じて、
自分は彼の傍にいるということを強く実感して、

この刻の永遠を願わずにはいられないのでした。

……椿ちゃん、乙女やわぁ。

そしてそして、
いよいよ毎報音楽コンクールに登場する奴らが動き出す!!

かつての公生を知り、因縁を持つ奴ら。

金髪パンクヘアの
相座武士。

四月は18

そして黒髪強気の
井川絵見。

四月は19

「今度こそギタギタにぶちのめしてやるわッ」

次回より待ちに待った絵見りんたちが出てくると思うと、
また武士と絵見の演奏シーンが見られると思うと
否応なくテンションフォルテシモになろうというものです!!

この絵見の登場シーンで弾いていた曲は、
コンクールの課題曲のひとつ、
「木枯らし」ですよね。

先んじてYoutubuで聴いていたので、その特徴的な
技巧曲を憶えてしまっていました。

絵見の公生へのこだわりを載せた演奏、
いよいよ近づいて来てもう、次回も楽しみです!!

今回はサブタイトルの「帰り道」
の通りに、そのシーンが多数出て、
特に過去と現在の公生と椿にとっての意味合いが特に
物語に意味を与えていましたね。

椿ちゃんの心模様は、まだこれからが本番なのですが。

そこにも期待しつつ、また視聴感想を書きたいと思います。

ではでは。


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テーマ: 四月は君の嘘

ジャンル: アニメ・コミック

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