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「『四月は君の嘘』第12話。成長していく公生が見た水底の光」 


始まりましたね!
『四月は君の嘘』2クール目!

夏休み。
公生はかをりと出場するガラコンの練習を続けている。

その演奏の音がする中で、
椿が退屈そうに補習を受けています。

夏の光と風が指す音楽室。
二人の時間。

けれどかをりは公生の演奏に駄目出しです。
もう中身の入ったペットボトルをぶっつけています。

かをりは公生が「愛の悲しみ」を弾くのを嫌がっているのを
演奏から感じ取っていたんですね。

何故、公生がこの曲を弾くのを嫌がるのか。

というよりも、かをりは何故この曲を課題にするこにしたのか?

実はここにも「四月は君の嘘」の「嘘」があるように
感じてなりません。

かをりには本当に解っていなかったのでしょうか?

一面において、
それもそうかもしれません。
かをりは公生が音楽から離れたことを知っていても、
その原因(母のことや、それに起因して音が聴こえない事)
をどうやら公生自身の口から聴くまで知らなかったようですから。

ですから、どうにも作為的に公生のトラウマを引っ張り出して、
かをりは彼をそれと向き合わせている様にみえますが、
というよりも、
有馬宅で見た楽譜が、使い込まれていたことから、
公生にとって思い出深い曲を単純にチョイスしただけ、
とも考えられます。

けれど、そこがこの「嘘」を表題にも入れる作品の
引っ掛けというか、
ミスリードさせたい所のひとつなのかもしれません、
このシーンは。

深読みすると、
かをりは「愛の悲しみ」の楽譜が使い込まれていたことから、
そこに公生の母の影があることと、
彼のトラウマのひとつであることを見抜き、
あえてそれと公生を向き合わせ、乗り越えさせるべく
今回の公生が伴奏をする演奏課題として選んだのではないか。

そしてかをりは、それをおくびにも出さずに、
何故君は嫌がるのか、と白を切っていた。

それが「嘘」のひとつではないのかと、とーしろさんは考えます。

アバン終了。
OPテーマ。

四月は45

新OPテーマ曲、来ましたね!!
コアラモードさんの「七色シンフォニー」

「光るなら」が自分的に滅茶苦茶に良曲だっただけに、
歌が変わるのには抵抗がありましたが、
しかしこの曲も良いです!!

詞が物語後半戦をよく表わしているように思います。

しかし、天に昇るシャボン玉がはじけて混ざるのは、
どういうメタファーなのか。

下手したらかをりへの、かをりとの想いは残滓として公生の内で
これから響き合っていく、という表現に取れます。

かをちゃん、一体どうなるのぉぉぉおおおおッ!!!

ちなみに原作は来月発売の月刊マガジンで最終回です。

今月の話を読んだ感じじゃあ、
もうね。これは、十中八九あれですよね、とか思う。

ああああああっまじか!!!?

でもどんな結末でも、とーしろさんは君嘘を愛し続けますがね!

気になる方は月マガをお手に取ってみてください。

ところで、OPといえば、
タイトルなんですが、
とーしろさん随分と気付くのが遅くなってしまいましたが、
この作品、小タイトルがあるんですよね、英文の。

四月は45 a

原作コミックスにも表紙にちゃんと書いてあるのに、
君嘘をと出逢って3か月、今日まで気付いていなかったです。

また、色んな方の君嘘関連ブログでも、
そのことに関する記述をとんとみかけなかったので、
これを機会とその英小題を載せておきます。

   ⇓   ⇓   ⇓

I met the girl under full-bloomed cherry blossoms
and my fate has begun to change

私は満開の桜の木の下で女の子に会いました、
そして、私の運命は変わり始めました

という内容なんですね。
なるほどなー。
そのひとことに尽きます。

で、公生は自宅で独り「愛の悲しみ」と向き合って、
自分の気持ちを確認します。

いや、最初から知っていた事でもあるのでしょうけれどね。

「(この曲は)母さんを思い出しちゃうからだよ」

「かをりの為に弾こう」という、
自身のこころによってピアノを弾くことに踏み出した、前回のコンクールの演奏。

それは公生の中の母の面影が微笑むくらいには、
自分の殻を破れた成長だった。

けれど、それでも、彼の心の内での母の存在の大きさと重み、
暗さといったモノは、未だ払拭されきっていないということなのでしょう。

だから、公生は「愛の悲しみ」を弾くのに及び腰だし、
母が自分をどう思っていたかで悩んでしまう。

自分がどう在って、どう進むべきかを決め、定めて、進む。
それが出来ずに、自分の内と小さな世界でのことで煩悶とする。

ありふれた、小さな、とーしろさんはくだらないとは言わないけれど、
幼く未熟な頃の情動だなあ、と哀れな気持ちになります。

がんばれ、公生。
そして思春期の視聴者諸兄。

紘子さんも公生に諭して、励まして、導いてやっていますよね。

「だったら弾こうよ。
迷いがあるなら、びしっとピアノ弾いて、
早希の声を聞こうよ」

進むために必要なことは、
悩んでいる事じゃないんですよね。

しゃんと背筋伸ばして、びっと決めて、しっかり踏みしめて行こうぜ、
ですよ。

おっと、お説教臭いですね。スミマセン。

けれど、公生にとっては、
母との別離のためにも、
この『向き合い』は、避けては通れない事。
いつまでも揺り籠で、たゆたい微睡むような
幼い悩みに捉われてばかりはいられないから、人は。

公生も。

「お別れするために」

四月は45 b a

練習の帰り道。

公生はかをりと星空を見る。

四月は46 b a

これで椿、渡、かをりと三者三様に公生にとっての
身近で大切な人達との一緒に見る星空が表れた訳で。

この感想記事で、
それぞれ毎回の夜空の画像を貼って来たとーしろさんの作業も、
ここでようやく意味を持ちました。

この夜空を一緒に見る、というのは、
身近な人々と見たそれと、
特別な存在であるかをりと見る時にどんな気分に僕はなるんだろう、
という公生の気持ちの振れと、
かをりとの繋がりを表わしているのでしょうかね。

その一連の、かをりと見る夜空までの変遷を、
とーしろさんは追って来ていた訳です。てへ。

しかし、この「キラキラ星」を歌いながら夜道を行くの、
コント的に言うなら、

「じゃぁかぁしいわッ何時だと思っとるんじゃ!!」
というおっちゃんの怒鳴り声が降り注ぎ、

「あー、そこの二人乗り、止まりなさい」
というお巡りさんの声が掛けられそうですw

今週の椿ちゃん。

四月は47 b a

おっふ……。

柏木さん、マニアック…。でも素足で横座り婀娜があるな。

四月は48 b a

音が聴こえなくなった音への解釈を、紘子さんが語っていますね。

つまりは苦境に立たされた天才が、
自分のそれまでの殻を破って、
さらにピアニストとして開花する為の壁であり、
乗り越えの為の“ギフト”。

それが公生が音が聴こえなくなったことの、
理由付けなのかもしれません。

もっとも、病理的には条件顕現的な障害で、
他者にはきっと打つ手がない、
自身によってでしか改善を得られない奇病ですから、
それは障害に肯定的な理由付けをして、
前に進むことを促す人だからこそ出る言葉です。

こういう機微を作者は理解したうえで描いているのだろうから、
新川直司ぱない、ですね。

「もしかしたら、昏い海の底にも、光は指すのかもしれない」

公生が自身の解釈で糸口を見出したのは、
彼自身が四月から変わってきている象徴でもあるのでしょうか。

んで、ガラコン当日。

かをりの存在に湧く会場ですが、
おいおい、井川さん、何をやっているんですか。
妖しい人過ぎますよ。

これ、熟女先生に声を掛けられた時の驚きっぷりが、
原作の方が面白いのですよね。⇓

CIMG1936.jpg

しかも絵見を指して
「ツンデレ?」
がカットされている!!うおおっ血涙

えみりんツンデレ公式設定が!なんてこったい!!

かをりが来ないのですね。
どうしたものか。

紘子さんは会場運営側に頼み込んで、
かをりの演奏順を後にしてもらうように手を回しますが、
しかし無理があるようで。

今回のガラコンのトリを務める三池くんにもお願いしますが、
「主役は自分だ」と断られ。

彼は自分がメインの筈のコンサートで、
宮園かをりの話題で持ちきりの事がお気に召していなかったのもあり。

ついつい、かをりへの批判の言葉が出てしまいます。

けれど、公生にとっては、
かをりと、
ひいてはかをりが示した演奏者の心が聴き手に届くという、
譜面の外でのリアルを否定した三池くんの言葉に、
静かに怒りを燃やす。

そして、
「今日の主役の座は、僕らが貰います」
と見栄切っちゃいます。

おおーっ公生。

そして公生は順番を守って、
かをりが居ないままに一人で舞台に立つ。

どうなるガラコン!?
以下次回。

しかしエンディング曲の絵が、
「黄昏に沈む」みたいで嫌なフラグ立ちまくりでもう。

これは来月の原作最終回、
かをりとハッピーエンド以外をいい加減に覚悟した方がよいのでしょうか、
という気にさせられます。

でもでも、カラフルに彩付く作品でビターな結末って、
えー、それありですか?どうなの、もう。

という、不安との堂々巡りで、この作品のラストが気になりすぎます!

ともあれ、アニメはOPにも登場した様に、
新キャラの凪ちゃんが出ますし、
2月には書き下ろしコミック付きの円盤も出ますし、
君嘘盛りあがっていこう!!ですよー!

ではでは、
長くなりましたが、今回はここらで。

「アゲイン」

  ――――――――――――――――――――――――


「色付く世界の青春音楽アニメ。『四月は君の嘘』第1話視聴」

「『四月は君の嘘』第3話視聴感想。詩的でセンシティブで好きな作品です」

「公生とかをりの激情の共演に感動!!『四月は君の嘘』第4話視聴感想」

「ライバルピアニストいよいよ登場!!『四月は君の嘘』第6話感想」

「旅の準備は掌合わせ。コンクールが始まる。『四月は君の嘘』第7話感想」

「公生へと叩きつける演奏。武士と絵見の想い。『四月は君の嘘』第8話感想」

「公生、影との闘い。『四月は君の嘘』第9話感想。」

「「君の為に弾こう」四月は君の嘘第10話『君といた景色』視聴感想」

「かをりの容体が心配過ぎる(焦)『四月は君の嘘』第11話視聴感想」




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テーマ: 四月は君の嘘

ジャンル: アニメ・コミック

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